2009年2月9日月曜日

ワダツミの木

星もない暗闇で
さまよう二人がうたう歌

優しく揺れた水面に
映る赤い花の島
波よ、もし、聞こえるなら
少し、今声をひそめて


ワダツミの木


歌手:元ちとせ 作詞:上田現


この歌が街でいっぱい流れていたとき、留学生の友達に、この歌詞どういう意味?って聞かれた。
元ちとせの歌声に気をとられていたけど、歌詞を聞いているととてもきれいだった。
意味ではなく、世界があると思った。

ワダツミは、「海神」と漢字をあてることもできるそう。海の神様と言っても、その奥に、どんな物語があるのか、気になる。

作者の上田現さんは、肺がんのため、昨年3月9日に47歳で永眠された。末期の肺ガンを宣告されても、「考えられないような満塁ホームランの試合をたくさん見てきた」と懸命に闘病を続けたそうで、強い人だったんだなぁと思った。

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